
NETIS登録番号:SK-130007-VE
スプリングドリル削孔システム2020/01/15 更新
ESD40Ⅱ
スプリングドリル打撃機構
スプリングドリル断面図
概要
従来の掘削機能に打撃性能を加えた新タイプの削孔機
新規性
■従来技術は、油圧パーカッションドリルである。
・油圧パーカッションの打撃力は、構造上重厚長大になりがちで、小型軽量・少馬力・高打撃力機の油圧パーカッションドリルの開発は困難であるといわれていた。
・油圧式ドリフタの打撃部は構造が複雑で、あたかも精密機械の様であり、メンテナンスが難しいということがあげられる。
■新技術はスプリングドリルである。
・高出力の新開発ドリフター(特許取得済)を搭載し、スプリング力で打撃するため、格段の穿孔スピード、施工時の安全性確保、あらゆる地層への掘削に対応可能である。
・スプリング式ドリフタ打撃部は構造が簡単で、部品点数が少なく、堅牢な土木機械である。
期待される効果
・高出力のため掘削が困難な礫層でも岩盤でもスピーディに掘削し工期の短縮が可能である。
・狭所・高所の設置の難しい現場や移動には、機械の安定性と標準装備された移動装置により安全に作業ができる。
・法面の崩落防止や斜面の地すベり抑止を目的とする法面アンカー工事や、地すベり防止集排水孔内での穿孔工事など、この1台の機械で色々な工事に対応可能である。
・打撃力を変えずに、打撃数が(0~最大)調整できる。
・地層に合った打撃数・回転数で孔曲がりの発生を防止し、目的ポイントまでスピ-ディ-に掘削できる。
・高出力の新開発ドリフタ(特許取得済)はスプリング力で打撃する事により従来の5倍~10倍の打撃効率を実現している。
・少馬力・高出力ドリフタの新開発により、小型軽量・高出力なドリルユニット、パワーユニットである。
・部品点数が少なく構造が簡単なためメンテナンスが容易である。
適用条件
① 自然条件
・土質は特に選ばない。
・一般的な岩盤はもちろん、掘削が困難な地層の代表である礫層、転石層もスピーディーに穿孔できる。
② 現場条件
・最低600㎏以上の足場が必要であるが、機種によって異なるため現場打ち合わせとする。
・集水井内に於いては、径3.5mの場合はタラップを設置したままでも機械の般入出が可能。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・労働安全衛生規則第36条10号3
・労働安全衛生規則第526条
使用する機械・工具
- ケーシング
- スプリングドリル
- 発動発電機
- ビッド
- マシーンユニット
- メタルクラウン
- ロッド
- 施工単価
- お問い合わせ
- 実績件数
- お問い合わせ
- 会社名
- (株)エムズ
- TEL
- 03-5670-6925
- URL
- http://www.ems-esd.co.jp
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