NETIS登録番号:KK-050097-VE(旧登録)

スタビランカ2019/03/28 更新

概要

軟弱地盤を含む円弧すべり破壊の防止を主目的に開発された軟弱地盤補強用高強度ジオテキスタイル

新規性

・従来のひし形金網や帯状補強材ではなく面的補強が可能な織布タイプであることが特徴。適度な透水性と分離材としての機能を兼ねている。
■従来にない高強度と低伸度
・従来、軟弱地盤上の支持力確保などには、織布からなるジオテキスタイルが適していたが、タテ糸とヨコ糸の交錯によって構成される織布の構造上単位面積当りの糸量が限られており、高強度を持ちながら構造的伸びの少ない生地の製造は困難であった。スタビランカは単位面積当りのタテ糸本数を増やすことにより、突出した引張特性(最大1,000kN/m)を実現し、対強度比重量の低減を実現化した。また、ヨコ糸を屈曲させ、タテ糸を直線的に配置することにより、構造的伸びを減少させた。
■分離材としての機能
・通常、軟弱地盤の補強にシートを用いた場合、上載荷重によって圧密脱水されてくる間隙水の滞水を防止するために浸透性の良いサンドマットあるいは盛土材が設置される。
・従来技術では、開孔部を持つことによって、圧密脱水された間隙水と共に細粒分がサンドマット内に蓄積され、サンドマットの排水機能を低減させる懸念があった。これを防止するために分離材として不織布、織布を併用する必要があった。特に開孔部が極端に大きい補強材ではサンドマットあるいは盛土材が軟弱層に陥没、貫入する可能性があった。スタビランカは織布であり、分離材としての機能を発揮し、軟弱層に良質材が混ざる懸念を改善した。

期待される効果

■材料費、施工費の低減
・補強材と分離材を併用する必要がない。
・高強度の実現により、敷設枚数が少なくなる。
■品質の向上
・面的補強が可能で、構造的伸びも小さいので盛土構造物の変形、沈下などが最小限に抑えられる。

適用条件

① 自然条件
・土木一般工事の条件下で適用可能。
② 現場条件
・敷設工として0.8m3程度(1tクレーン仕様)のバックホウが作業できるスペースと地耐力(約22.5kN/m2)の確認が必要。
・スタビランカの設計長が短く、重量が軽減される現場では、上記以下のバックホウも使用可能。しかし、その際も地耐力の確認は必要。
・バックホウが使用できない場合は人力による施工。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。

使用する資材の分類名称

使用する機械・工具

  • スタビランカ専用吊り具
  • トラッククレーン
  • バックホウ
施工単価
お問い合わせ
実績件数
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会社名
前田工繊(株)
TEL
03-6402-3944
URL
http://www.maedakosen.jp/

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