
カジマ・リノベイト(株)
NETIS登録番号:KT-180059-A
塩害を受けるコンクリート構造物に対する線状流電陽極方式の電気防食の技術
・流電陽極材の陽極形状を面状陽極から線状陽極に変えた。
・流電陽極材と電解質層をFRP製トラフで覆い、ユニット化した。
・流電陽極材の質量を大きくし、期待耐用年数を30年以上とした。
■陽極形状を面状陽極から線状陽極に変えたことにより、以下の効果が期待できる。
・コンクリート全面を陽極で覆う必要がなく、躯体コンクリートの変状が目視確認できるようになったため、安全性が向上した。
■流電陽極材と電解質層をFRP製トラフで覆いユニット化したことにより、以下の効果が期待できる。
・構成部材が減り、材料加工費と施工費が削減されたため、経済性が向上した。
・構成部材が減り、施工が簡略化されたため、施工性が向上し、工期を短縮できた。
■流電陽極材の質量を大きくし、期待耐用年数を30年以上としたことにより、以下の効果が期待できる。
・従来工法の期待耐用年数15年から耐久性が向上し、品質が向上した。
① 自然条件
・大気中部。
② 現場条件
・陽極ユニットの設置作業ができる1m×0.5m=0.5m2程度の作業スペースが必要である。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。