
前田工繊(株)
NETIS登録番号:KT-210048-A
植生基材吹付工における金網張工を省略する技術。
・金網入りの植生基材吹付工から金網無しの植生基材吹付工に変えた。
・生育基盤に配合していた接合材から増粘接合材に変えた。
・主材料を基盤材・肥料・種子・接合材という一般的な配合から、絡合増強材を配合する仕様に変えた。
・金網無しの植生基材吹付工に変えたことにより、金網張工に要する期間や費用および人員が不要となり、工期の短縮、経済性と施工性の向上が図れる。
・金網無しの植生基材吹付工に変えたことにより、人力による資材運搬および金網設置等の危険が伴う作業を省略できるため、安全性の向上が図れる。
・「増粘接合材」と「絡合増強材」を配合する仕様に変えたことにより、生育基盤の耐侵食性の向上と生育基盤表面のクラックの発生を抑制することで、生育基盤が剥落することなく緑化が持続するため、品質の向上が図れる。
・金網無しの植生基材吹付工変えたことにより、導入植物の肥大成長にすることによる金網の食い込み被害を回避することができ、導入植物が健全に生育することができるため、品質の向上が図れる。
① 自然条件
・日平均気温が10~25℃
・降雨時の施工不可(小雨は可)
② 現場条件
・吹付プラントヤードの確保 90㎡(3m×30m程度)
・資機材運搬経路の確保
③ 技術提供可能地域
・技術提供地域については制限無し
④ 関係法令等
・特になし