
NETIS登録番号:KK-110039-VE(旧登録)
CUP工法2022/07/29 更新
鉄筋かご組み立て状況
取り付けが速く調整可能なスペーサー
概要
鉄筋かごの主筋と組立補強リングを金具で締結し、金具回収再利用などの施工方法と挿入式スペーサーにより成り立つ工法。
新規性
・溶接に置換えて金具により主筋を固定する。その他の作業手順に影響しない。
・金具は、ボルト1本による締付で主筋を固定する。
・回収・再利用する金具がある。
・スペーサーは、金具に挿入装着する構造になっていて、傘部が円周方向に可動する。
期待される効果
・所要日数は溶接作業がないために、9.58日/100tと従来技術の所要日数の13.27日/100t(共に自社実験)より施工が早い。
・組立作業自体に溶接作業を必要としないため、溶接事故等の発生はない。
・鉄筋かご建込み時に、荷重がかからない金具は回収再利用する。
・特記に無溶接工法指定がある場合でも問題はない。
・引張試験をしている。
・スペーサーは、調整パイプにより被り厚を調節でき、急な設計変更・施工方法変更に対応できる。
・スペーサーは傘部が円周方向に可動するため、スペーサーがケーシングと接触するとケーシング回転方向や引抜方向の力を逃がす働きがあり、引っ掛かりにくく、鉄筋かご共上がりが起こりにくい。
・スペーサーは、調整パイプによって被り厚を自由に調整できるため偏心が少ない。調整パイプにより、ケーシング内に杭頭がある場合には、シャフト長を調整して偏心をより少なくすることができる。
・申請技術では、鉄筋加工組立に10m×15m=150m2のスペースを必要とする。大型発電機や溶接機・分電盤を設置するスペースが必要ない。高所作業がほとんどないので、作業台や高所作業車を置くスペースが不要。
・鉄筋かご組立直後に金具固定箇所が濡れても問題ない。雨中や風速10m以上、外気温が0℃以下での作業も可能であり、計画工程が乱れにくい。
・従来技術に比べて施工管理項目が少ない
・組立補強リング製作(平鋼板使用時)・帯筋加工は、鉄筋工が施工している。組立補強リング製作(平鋼板使用時)の溶接作業には有資格者が必要となるが、ほとんどの場合1名でよい。組立作業は、普通作業員でできる。
・納品を折り畳みコンテナで行うので、納品に伴うゴミを発生させない。
・鉄筋かごの組立に溶接作業がない為、CO2排出が少ない。
適用条件
① 自然条件
・鉄筋かご組立直後に金具固定箇所が濡れても問題ない。
・雨中や風速10m/s以上、外気温が0℃以下での作業も可能であり、計画工程が乱れにくい。
② 現場条件
・鉄筋加工組立に約150m2のスペースを必要とする。
・大型発電機や溶接機・分電盤を設置するスペースが必要ない。
・高所作業がほとんどないので、作業台や高所作業車を置くスペースが不要。
③ 技術提供可能地域
・日本全国技術提供可能。
④ 関係法令等
・特になし。
使用する資材の分類名称
共通資材 > 鉄鋼 > 鉄筋かご無溶接工法用部材
使用する機械・工具
- アーク溶接機
- インパクトレンチ
- 乾燥機
- 鉄筋カッター
- 鉄筋曲げ機
- 発動発電機
- フック曲げ機
動画
- 施工単価
- お問い合わせ
- 実績件数
- ① 国土交通省:163件
② その他公共機関:284件
③ 民間等:185件
- 会社名
- (株)CUP商会
- TEL
- 072-975-5530
- URL
- http://cupcupcup.co.jp/
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