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GTフレーム工法2019/05/24 更新

  • 施工状況
  • 全面緑化が可能なGTフレーム工法

概要

のり面・斜面の安定を目的としたのり枠工であり、一般に補強盛土工法などで用いられるジオシンセティックス(ジオグリッド、短繊維)の特性を利用した新しい吹付のり枠工法。

新規性

急傾斜地やがけ地斜面、切土のり面対策として、モルタル(コンクリート)材料による吹付のり枠工が従来から施工されている。簡易なのり枠構造の開発があるものの、鉄筋を配置しモルタル材を吹付けて造成するのり枠構成は変化していない。
・モルタル吹付のり枠工は、施工後の養生ができないなどのさまざまな要因でのり枠面に多数のひび割れが入りやすく、無防錆である内部鉄筋への影響や、ひび割れ箇所から遊離石灰が発生して汚れが目立つなど、経年劣化が懸念される構造物である。また、枠内に緑化工が行われるが、植生が不十分な現場では、モルタルのり枠が目立ち、周辺景観と調和しない問題がある。
・GTフレーム工法は、モルタル材料ではなく、ジオグリッドと短繊維混合補強砂を組み合わせた新しいのり枠構造であるため、従来技術に比べ耐久性に優れ、ひび割れ発生による鉄筋の腐食などの問題が改善され、さらに枠自体にも植物が生育できる構造であるため、のり枠面を含めた全面緑化が可能となる。

期待される効果

① 力学的特性
・ジオグリッドと短繊維を混合した改良土の組み合わせによる引張耐力と形状拘束性が効果的に機能することによって、のり面・斜面表層部の安定に必要な強度とじん性(ねばり強さ)が発現できる。
② 美観・景観性
・のり枠面を含む全面的な緑化対策が可能であるため、自然と調和した緑豊かなのり面・斜面が造成でき、美観・景観性が向上する。
③ 耐久性
・使用する材料は、耐侯性・耐薬品性などの耐久性に優れるものであり、一般的な使用環境下では長期にわたって耐久性に優れた工法として期待できる。
④ 環境安全性
・枠内緑化のためのリバウンド処理が不要なので廃棄物の削減が可能、温室効果ガス(二酸化炭素)排出量の大幅削減など、さまざまな面から環境負荷の低減に貢献する。
⑤ 施工性
・すべての材料が軽量でコンパクト。狭所での運搬や急傾斜地での作業が容易で、施工性・作業安全性が向上するとともに、大幅な工期短縮が可能である。
⑥ 低コスト
・軽量でシンプルなのり枠構成は、施工能率を格段にアップするとともに、廃棄物処理に必要な作業や処理費が省略でき、施工コストが削減できる。

適用条件

① 自然条件
・特になし
② 現場条件
・施工機械(吹付プラント)の設置ヤードが必要(従来技術と同じ)
③ 技術提供可能地域
・制限なし
④ 関係法令等
・特になし

施工単価
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実績件数
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会社名
イビデングリーンテック(株)
TEL
0584-81-6111
URL
https://www.ibiden-greentec.co.jp/

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