NETIS登録番号:TH-100022-V

エコウェル工法2018/12/03 更新

  • システム構成図

概要

ガス圧接継手の加熱に天然ガスを使用する技術

新規性

・鉄筋継手工法としての従来のガス圧接工法は、加熱燃料にアセチレンガス以外のガスを使用すると継手性能が得られないと言われ、アセチレンガスの使用に限定されている。
本工法は、アセチレンガスに替わり天然ガス(エコウェルガス)を使用するガス圧接工法である。
・天然ガスは、環境に優しいうえ、資源としての埋蔵量も多く、供給も安定している。電力・ガス事業等多くの産業で広く利用されている。アセチレンガスは、工業的に製造するが、製造時の炭酸ガス排出量やエネルギ消費が多く、環境負荷が高いガスと言える。そのため天然ガスを使用することにより地球環境負荷の軽減が可能となる。
・天然ガスはアセチレンガスと比較してガスの性状上、燃焼速度が遅く逆火し難いガスであり、爆発範囲が狭く、着火温度も低いため爆発の危険性も低いうえ、エコウェルガスは、ガス付臭より漏洩を臭気で確認できるなど、安全性が向上し事故の軽減が見込れる。
・本工法は、専用の自動制御装置により圧接作業工程を自動的に制御する。同一条件で施工ができるため品質の均一化が図れる。
・本工法は、圧接箇所毎の鉄筋種・鉄筋径、圧接時間、ガス流量等の施工データが記録・保存されるため、トレーサビリティーを持った品質管理が可能となる。

期待される効果

・炭酸ガス排出量の60%削減、エネルギ消費量40%削減(LCA評価)
・圧接作業時における炭酸ガス排出量25%の削減。
・逆火・漏洩事故の軽減による安全性の向上。
・圧接作業の自動制御による品質の均一化。
・施工データの記録・保存によるトレーサビリティーのある施工管理。

環境性への評価について
・ 本工法の最大の特徴は、天然ガスを使用することにより環境負荷の軽減が図れることである。
・環境影響の評価は、最も納得性が高い手法と考えられているLCA(Life Cycle Assessment)解析を行った。
・LCAとは、製品のライフサイクル全体で使用されるエネルギーや天然資源、環境に排出される大気汚染物質、水質汚濁物質、廃棄物、副製品などを定量的、客観的かつ科学的に分析評価する手法である。
・天然ガスのLCA結果は、論文等で公表されている結果を用い、アセチレンガスは外部機関に調査を依頼した結果を用いた。

適用条件

① 自然条件
・従来ガス圧接と同一。
・強風時(4m/Sを超える場合)には、作業を中止する。ただし、遮蔽などを施して安定した火炎が得られることが確認された場合は、監理・責任技術者の承認を得て、作業を実施することができる。
・降雨・降雪時には、作業を中止する。ただし、継手品質に影響を与えない程度の少雨量の場合は、監理・責任技術者の承認を得て作業を実施することができる。
「鉄筋の天然ガス圧接工事標準仕様書(案)2007年社団法人日本圧接協会」より
② 現場条件
・従来ガス圧接と同様。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・建築基準法

使用する資材の分類名称

  • 建設機械・燃料・スクラップ・清掃保守材 > 建設機器・燃料・スクラップ > ガス

使用する機械・工具

  • 圧接器
  • 燃焼機器
  • 油圧・ガス流量制御装置
  • 油圧ポンプ

動画

施工単価
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実績件数
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会社名
東京ガスケミカル(株)
TEL
03-6402-1127
URL
http://www.tgc.jp/

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