NETIS登録番号:CG-130014-VR
GSシステム(テールアルメGS・テラトレールGS)2018/12/03 更新
ストラップの種類
壁面材へのストラップ取付方法
概要
帯鋼を用いる従来型のテールアルメ工法に適用可能な帯状ジオシンセティックス補強材
新規性
・鋼製補強材(ストリップ)の代わりに、高分子材料である「帯状ジオシンセティックス」(ストラップ)を用いる。
・HAGタイプは、側面を凹凸形状とすることにより、摩擦抵抗を増加させている。
期待される効果
■高腐食環境下での耐久性の確保
・ストラップを用いることで、沿岸部など特に厳しい腐食環境下において、錆び等の問題が発生しない。
・セメント(石灰)改良土やコンクリート再生材を含む高範囲の土壌環境に適合する。
■施工時の省力化、安全性の向上
・補強材は帯鋼に比べて柔らかく軽量で、金属製の突起物が無いので、作業時の安全性が向上する。
・なお、ストラップの単位重量はw=0.137kg/m程度で有り、運送時の環境負荷低減効果も期待できる。
(参考)
・従来技術:帯鋼(ストリップ)SM490,4×60の場合 w=2.02 kg/m
・新技術:HAG50の場合 w=0.137kg/m
・0.137/2.02=0.07 → 93%軽量化
■経済性の向上
・従来技術に使用されている帯鋼(ストリップ)では、腐食環境下における追加対策が必要だったが、新技術は追加対策が不要で、経済性の向上を実現する。
(高腐食環境条件の場合の帯鋼の腐食対策仕様例)
帯鋼:腐食しろ2mm+アルミ-亜鉛メッキ(排水層内、5%Al-Znメッキ)
また、一般環境下においても経済性の向上を図ることができる。
適用条件
① 自然条件
・長期強度確保のため、地中(もしくは浸透水)のpHが、2≦pH≦12の範囲内であることを確認。
・セメント(石灰)改良土やコンクリート再生材を含む高範囲の土壌環境では、特殊環境下における低減係数を適用。
② 現場条件
・コンクリートパネルを含め、各資材の現場への納入が可能な現場
・細粒分含有量FC.≦20%の盛土材を使用。
③ 技術提供可能地域
・制限なし。
④ 関係法令等
・特になし。
- 施工単価
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- 会社名
- ヒロセ(株)
- TEL
- 03-5634-4501
- URL
- http://www.hirose-net.com/
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