木製ガードレール「木景(こかげ)」2023/08/28 更新

概要

景観に配慮し、環境に優しい道路づくりのために開発した、和歌山県で初めての木製ガードレール。
従来工法の鋼材の支柱、ブラケットを用いて横ビームは地域で産出された木材を利用する車両用木製防護柵。
B種・C種ともに(一財)土木研究センターによる木製防護柵性能確認試験に合格。

和歌山県県内開発建設技術 R04-K1
和歌山県けんさんぴん R04-1684

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特徴

■新規性
・上下2本の木製ビームを強く保持する箱型金具を使用。支柱とビームによる枠構造ができることで、衝撃がボルトに集中することなく支柱に伝わり、たわみ性防護柵としての機能を充分発揮する。
・カーブ・勾配にも対応。
・従来の鋼製支柱・ブラケットを使用するため、木製ビームだけの取替が可能。
・径170mm(B種においては180mm)木材使用及び箱型金具により、張り出し部を少なくすることに成功。
・防腐・防蟻薬剤加圧注入処理木材を使用。

■期待される効果
・木材を利用することで製造時の温室効果ガスが削減される。
・木材がCO2固定を行うため、地球環境への影響抑制が図られる。
・木材(八角材)使用のため景観が向上し、周辺環境への影響抑制が図られる。
・木材の使用量が増えることで間伐がすすみ、森林保全につながり生態系維持、また斜面防災の抑制となる。

■適用箇所
「防護柵の設置基準・同解説」に記載されたB・C種設置箇所

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会社名
(株)関西ガード 
TEL
0737-22-3435 
URL
https://kansai-guard.co.jp 

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